条件交渉と予約(申込)の流れ
良い物件が見つかったら、まずは予約!こちらでは予約する際の注意点などをご紹介します。
予約の前に
良い物件が見つかったら、早めの予約をお勧めします。ですが、その前に毎月の支払総額と初期費用の確認をしっかり行いましょう。
あと1,000円でも家賃が下がらないか、初期費用をもう少し抑えることができないか、などの条件交渉は、予約する前に行いましょう。
家賃、敷金、礼金は貸主(大家さん)が受け取る(預かる)ものです。決定権は大家さんにありますが、希望条件等はお伝えしてみますのでおっしゃってみて下さい。
ただし、「家賃を1万円下げて欲しい!」とか「最初の3か月分の家賃はタダにして欲しい!」などの過度な条件交渉は禁物です。
大家さんも人の子ですので、気分を害される場合もあります。
大家さんは家賃収入で建物を維持しています。極端に家賃を下げて欲しいと言われても限界がありますし、同じ物件の他の入居者さんとのバランスもあります。
長く住む予定であればそれもお伝えください。大家さんは良い人に長く入居して欲しいと思っています。
大家さんはできるだけ高く貸したいし、入居者さんはできるだけ安く借りたいものです。
双方が納得できる条件で合意することが大切です。
また、交渉が通れば必ず契約するということが、交渉を有利に進める必須条件です。
予約の流れについて
まずは、部屋を押さえなければいけません。部屋を押さえるには原則、申込書への記入と手付金が必要になります。
申し込みをして、すぐ契約になるわけではありません。
申し込み→入居審査→重要事項説明→契約→鍵渡し→入居
これが申し込みから契約、入居までの大まかな流れです。
申込書は入居審査のために必要です。
契約者名、入居者名(家族)、勤務先(通学先)、年収、緊急連絡先(連帯保証人)、入居日などの情報を記入することにまります。
また、添付書類として、運転免許証や学生証、健康保険証などの身分証明書が必要になります。
家主さんが申込書を見て入居審査をする、という物件は、申込書が普通一般の内容であれば問題ありません。
最近は多くの物件で、家賃保証会社の保証が必須となってきています。万一家賃滞納が起こっても家賃保証会社が家主さんに家賃を立て替えて払うという仕組みです。
この場合には、クレジットカードを利用する際のような信販会社の審査を通します。過去にクレジットカードなどで滞納歴があると審査が通らない場合もあります。
家賃保証会社の保証をつけるので、連帯保証人を立てる必要はありません。代わりに1年ごとに保証料を支払うこととなります。1年目は家賃総額の30%程度を年払い、2年目以降は5,000円程度を年払いになります。
申し込み時には申込金(手付金)として1万円程度~家賃1カ月分を支払うことになります。入居の意思を示すもので、初期費用の一部(内金)になります。これはあくまでも預けるお金です。入居審査が通らない場合や、急な事情で住み替えが取りやめになった場合には必ず返還されるものです。
入居審査について
入居審査は通常1-3日程度で終わります。
入居を急いでいる場合にはこの日数も頭に入れておいたほうが良いでしょう。